開催日時
12/2 12/3
協賛企業
合同会社DMM.com
はじめに
私は大学で「スマートフォンアプリプロジェクト」に所属しています。このプロジェクトは三年前からDMM.comと協力して「スマプロハッカソン」というものを毎年12月に開催しています。今回はオフラインでハッカソンを行うため、大学に提出する膨大な資料を準備したり、ハッカソンの参加者に満足してもらうために手を尽くしたり、DMMさんとのすり合わせ資料を作成したりするなどたくさんの働きを行いました。今回のハッカソンの運営は私を含め計5人で行いました。どの人もそれぞれの役割を持っており大変尽力しました。
今回の記事では私が行った取り組みについて説明したいと思います。
毎回の定期MTG
スマプロの運営メンバーは毎週1回以上夏休みを除いて、「スマプロハッカソン2023」のミーティングを定期的に行っていました。ミーティングの内容は
- 審査項目
- 参加者の数
- 誰が仕事の役割を行うか
- DMMさんとの定期的なMTGの共有事項
- どのようなハッカソンのテーマで行うか
などです。まだほかにもあります。
そしてこのとき議論が加速していたかと振り返ると個人的にはそうではなかったのかもしれません。
私はミーティングの時間がとても退屈なものだと思っていました。本来ハッカソン運営というのは楽しいものだと思います。自分たちの運営の手で参加者をまとめて満足させることができるからです。しかし振り返ると我々のミーティングはアクティブな活動ではありませんでした。その理由は以下です。
- その時、その時で決めることをぱっぱとしない
- その日何を話すのか事前に決めていない。
- 大学の資料提出までの期間が長すぎて前に進みづらい
- とりあえず集まってだらだらとしていた
したがって私は運営側で仕事をしてみて初めて気づいたのは、ミーティングはただ集まるだけでは意味がない。集まって何をするかをきちんと準備してその議題に集中して話を進める。その議題について議論が熱くなっている時は時間が有効的に使えていると思いますが、議論していないのにただただ時間が流れるのは大変もったいないと思いました。
今後ミーティングを行う際はしっかりと準備することが大切なのだなと思いました。この教訓はKIT Roocup@Home 広報班リーダーのポートフォリオ記事に詳しく書かれています。
DMMさんとのすり合わせ
私はハッカソンの1週間前、DMM.com金沢事業所に事前に見学しに行きました。スマプロの運営メンバーもう一人で、計2人で行きました。
このときDMMさんと見学しに行ったときに、スマプロ運営メンバーだけのミーティングの教訓を活かして、今度こそは実りのあるミーティングにしたかったため聞くことを10項目以上考えて行きました。
この準備のおかげで知りたいことをすべて知ることができた上に、その場で思いついたことをすぐに聞ける余裕も出たためとても良かったです。例えば当日のディスプレイや、延長ケーブルの話、参加者全員の名札の話などです。
会場を見渡して初めて気づくことはたくさんありますが、今回はこれに気づくことができてとても良かったです。
ここでDMMさんのYさんから僕に課題を出されました。それはスケージュールの課題です。
DMMさんとひとくくりに言っても「人事の方」「エンジニアの方」と分かれています。今回のハッカソンではそれぞれ担当の仕事を運営陣で決めて割り振っていました。 しかし担当の人の仕事が決まっていても「どの時間に何を」が決まっていませんでした。 したがってYさんからは当日の自分の動きが明確にわかるようにしてほしい。 このExcelシートを参考にして書いてほしいと言われたので、ほぼその通りに書きました。
この作業に取り組むのに一番時間がかかりました。運営陣で話したことの内容とDMMさんの要望を確認しながら正しいスケジュールを作りました。
そのほか、頼まれた仕事以上の出来栄えをDMMさんに提供したかった自分は、見学中のDMMさんとの会話の中でハッカソン当日の前日にDMMメンバーで決定事項を全共有するということだったため、ハッカソン運営陣で決まったことをすべてわかりやすく説明したドキュメントも一緒に提出しました。 これがYさんの助けになったのかは不明ですが、個人的に運営陣で決めたことをすべてそのドキュメントに書いたので共有漏れがなくすことができたのはとても良かったです。
ハッカソン当日の司会
私は、当日は参加者に満足してもらうことしか考えていませんでした。
そのため、司会となった私は前に出てハッカソン参加者の士気を向上させるように(個人的に頑張って)場の会場を盛り上げようと努力しました。例えば「事前開発してきたひと~_?」などといって司会に参加者も参加させようとしていました。
他にも一眼レフを持ってきて参加者の真剣に開発している姿を邪魔しないように撮影してあとでGooglePhotoで共有していました。
そのほかにもDMMさんのメンターの方と話して親睦を深めたり、参加者に困っていることを聞きに行ってメモを取ったり、運営メンバーのSlackの告知を手伝ったりと自分の時間を取ることができませんでした。その分、ハッカソンの2日間日中、みんなの満足度向上のために動くという経験を生まれて初めてできたのでこの点はとても良い経験だったと思います。精神はかなり疲れました(笑)
実はこのとき同時にGDSC JP Hackathon が開催されていました。以下のリンクからお読みください。
しかし、今振り返ってみると別に悪く無かったな、むしろ知り合いが少なくて良かったなと思っています。
アンケートでGASを実装
今回の参加者の定員は15人でした。今回は応募時に事前にエゴサして、どのぐらいの学生が応募するのか調査していました。知らない間に参加者が定員オーバーしては困るので私がフォームが定員に達したら自動的に閉じるシステムを開発しました。 BingAIとウェブ検索を使って開発しました(笑)
終わりに
今回のこのハッカソンを運営してよかったと総合的に思います。自分が人を管理する力がまだまだ足りないと思ったからです。しかし、このような経験を大学生の間にできたことはとても良かったと思います。今後もこのような経験を積んでいきたいと思います。
以上、読んでいただきありがとうございました。